馬越峠の 頂上で 三浦綾子の 小説みたい 熊野灘からの 潮風が 私の背中を 押してる 道標になった あの本を もう一度読もう 明日から 紀伊長島の 魚市場 マグロの競りが 終わった後 誰も知らない この場所で ダンスレッスン 始めるの 銚子川の せせらぎは ライブハウスの 音楽より 心地よいって 気づいたの 透明な水に 足浸け 自分の道を 見つけたら 堂々と言おう 決めたこと 地元スーパー レジ打ちの バイト先から 見える海 毎日違う 表情を 空と波から もらってる 都会なんかに 行かなくても ここに私の 夢があり 小さな港町 育ちでも 世界に届く 歌が聴こえる