津観音の闇に 溶けてく 線香の香り 抱きしめ 大きすぎる 背中越し 小さな私を 見つめてた 祈りの言葉は 見つからず 夜風が背中を 押してる お城公園の ベンチから 津の港へと 続いてく 灯台の光 数えては 明日を選ぶ じゃんけんを 津なぎさまちの テラスには 真珠のような 潮の香 潮騒みたい 揺れてたの このまま誰にも 言えないよ 一番大事な この気持ち 今はまだ早い 気がして ポケットの中の レシートが 今日の思い出 残してる あの店で見つけた 指輪は まだ買えないな 今の私 潮風運ぶ 未来には どんな私が 待ってるの まだ見ぬ明日を 探しに また来よう この街