与那覇前浜 砂の道 波音重なる 白い浜 誰かの祈りが 溶け込んで サンゴの砂に 消えてゆく まだ見ぬ明日へ 続いてく うみかぜ運ぶ メロディ 東平安名崎 灯台で 月が照らした 断崖には 島のこころが 宿るよに やさしく光 零れ落ち 池間大橋 渡るたび 潮風さらう 夜の帳 誰も気づかぬ 想い秘め 島々結ぶ 架け橋は ニライカナイの 夢のよう そっと願いを 運んでく 宮古の海を 見下ろせば 群青重なる 水平線 カママーイ(遠くの聖地)へと 想いを乗せて 泳いでく 南の風に 吹かれては パイナガマの 岬から 明日を照らす イムガー(神聖な場所)の やさしい灯りが 見えてる