上今泉の丘で 指先に乗せた思い 風に乗って旋回する 紙飛行機のように 地上の光を拾って また新しい軌道を描く 届かない場所を目指して 飛び続けてる 海老名運動公園 グラウンドのライトだけが まだ誰かを待っているみたい 私も同じように この場所で待ってるのは まだ知らない明日の私 相模川の堤で 風の航路を探してる 目を閉じれば見えてくる 見えない滑走路 翼を折った記憶も いつか飛べる気がして ポケットの中でそっと 形を直してる 折り目のついた願いは まっすぐには飛ばない でもそれは私らしい 軌道なのかもね くしゃくしゃになった空を 大切に持ってる 紙飛行機が描く 螺旋の向こう側で 新しい私になって 着地するのかな
