海王星の 風の中で 逆らう意味を 探してる トリトンだけが 逆回り 孤独の軌道 描いてく スーパーソニック 吹きすさぶ 青い竜巻が 誘うの ナイアドの群れ 潜り抜け プロテウスまで 泳いでく 大暗斑の 目覚めには まだ遠いから 今だけは 窒素の霧 押し分けて 凍てつく波を 越えながら ガラテアの 瞳には 未来図なんて 映らない それでもここで 踊るのは 嵐が呼ぶ メロディー ネレイドまで 手を伸ばし 氷の断片 掴んでは 永遠という 言葉だけ 心の中で 溶かしてく 海王星の 深い夜に 私は今日も 迷子だけど 嵐の中の 静寂が ここにいていい 囁いた