太陽の中 浮かんでる プラズマの海 漂って プロミネンスの アーチくぐり コロナの外 抜けだして フレアの花が 咲くたびに 私の影も 揺らめいた 磁力線が 織りなした レースのドレス まとうのは 粒子の雨に 濡れながら 光の速さで 踊るため 黒点の庭 抜けながら 太陽風に 身を任せ ヘリオポーズ 超えるまで 光合わせて 進むから 核融合の シャワーは 私の髪を 染めてゆく 色球の上 跳ねながら 輝線の 階段を 一段ずつと 上がるたび エネルギーが 目覚めてく 太陽との 約束は 永遠という 言葉より もっと確かな 何かだと 光の粒が 教えてる