斎場御嶽の 石畳 月が集めた 祈りには 誰かの想いが 溶け込んで 久高島へと 続いてく まだ見ぬ明日の カナイ(聖地)へ 風が運んだ メッセージ 知念岬公園 丘の上 デイゴの花が 咲き誇り 聖なる海を 見守って やさしく揺れる 夕暮れに おとめ石像 佇むと 波が奏でる うたごえは 誰も気づかぬ ウムイ(想い)を 潮風さらう 岬から 海が抱いた ユーヌヌ(世の恵み) そっと心に 響いてる ハンタ道の 階段は 時を超えては 続いてく 古の記憶を 伝えては 今を生きる 道しるべ 月あかりだけ 照らす夜 この街が見た 祈りたち アマミキヨ(創世の神)の調べは 明日も確かに 流れてる