温くなったブラックコーヒーを 口に運ぶと星が消えた もうすぐ夜が明ける 車の走らない3号線で 三人並んで寝転んだ夏 もうすぐ夜が明ける きっと恐れていたんだ 忘れる事。変わってしまう事。 もうすぐ夜が明ける 冷めてしまった真っ黒な過去を 飲み干すとまた星が消えた もうすぐ夜が死ぬ 夜が明けると 憎めなくなる 夜が明けると 笑えなくなる 夜が明けると 拒めなくなる 夜が明けると 戦えなくなる 夜が明けると 憎めなくなる 夜が明けると 笑えなくなる 夜が明けると 拒めなくなる 夜が明けると 戦えなくなる 誰のもとにも平等に朝はやって来る 誰のもとにも平等に朝はやって来る 誰のもとにも平等に朝はやって来る そんな事はもう、 どうだっていいんだ