誰かが死んだその横で 死んでる様に明日を過ごした 金網の向こう 少年は子供の様に少女を犯した 俺達が生きる事に理由なんてないん ですか? 俺達はただ 神に従うだけ いつだって 悲しい歌が聞こえて来るんだ それでもどうか 明日を越えて行けるようにと 意味なんてない人波に流されながら 擦り減らして行く 走り続けろ 暗闇を 憎めなくなる 夜が明けたら 頬紅の味がする 「僕は独りなんかじゃない」 消えそうに呟いた 震えながら そんな時 悲しい歌が聞きたくなるんだ 神様どうか、 誰もが幸せでありますように やがて来る 革命の暁 カサついた 唇の記憶 僕にはもう 何もないけれど 胸を刺す確かなる感情 声すらも 奪われたけれど 歌いたい それでもまだ 僕が何か残せるのなら