存在負荷

歌詞

未熟に生まれた罪 背負って 真っ当に育つ 周りを恨むよ 持ちきれない荷物を 背負って 幼い自分は 生きてきたんだ 積み重なる通院代 治らない病状 薬の山は 僕の怠惰 無能な証 お前がいなけりゃなにもかも 上手くいったんだよ 死ぬことだけが偉いんですか 逃げ続けた故 自滅なのでは 自分を責めた被害者面で 不幸になるのは もうやめにしなよ 一人で耐えた 全部こなした お前が甘えて喚いてる中 弱音も吐かずに進み続けた 何が羨ましいだ浅ましいんだ 積み重なる紙と書類は 本来必要のなかったもので 僕の怠慢 不能な証 お前がいなけりゃみんな 普通でいられたのにな 声を殺して泣き続けてた あの日の自分が 報われないだろ 慰め 同情 必要ないよ それで何かが変わるわけないし 見下されてた 馬鹿にされていた 知ってた 分かってた 気づかない振りした 都合のいい時だけあてにするなよ 何もかも全てどうしようもなく 覚えているから もしも普通に生まれていたら 病気も薬も必要ないなら それはほんとに僕と呼べるか 不幸ありきの人生だとしたら 人の幸せが僕の幸せ 平和でいれたらそれでよかった 誰も賛同してくれないが 生きるというのは償いだ 生まれた罪を償い続け 鳴り止まない鼓動 巡る生命 それでも歩みを止めないのは 自分の命が惜しいからだ 頭に残る後悔と いまだに消えぬ怒りは きっと僕が終わるその日まで 消えてくれはしないさ