天拝山の山頂で 街を見下ろす 夜景より 私の瞳が 輝いて 誰にも見せぬ この場所で まだ形のない 夢だって 確かに生きてる 気がするよ 光明禅寺の 苔むす石段 数えては 時を重ねた 想いから 新しい私 見つかる 二日市温泉の 白い湯煙 舞い上がる もやもやした気持ち 包むように そっと溶かしてく 誰かの物差し 借りないで 自分らしさを 探すから 曖昧なまま それもいい 今を生きてく それだけで 筑紫駅前の デッキに立って 眺めてた 行き交う人の 波の中 私だけまだ 止まってる でもそれもきっと 必要な 呼吸みたいな 瞬間で 太宰府との境目で 揺れる私の シルエット どっちつかずの このままが 意外と心地いい この街が今 教えてる 境界線も グラデーション 迷いながらも それがいい その先に行ける
