花一匁

歌詞

夜桜ひらり 艶髪に沿う 見上げる長い睫毛の目 濡れた唇 小さく動く 今宵も宴へご招待 すらりと伸びる白い指先 手招く仕草 ゆるやかに ”ちょいと旦那さん こちらご覧よ 貴方の心 おいくらで?” 心に値がつけられないのならば 溢るる色 差し上げましょうか 目を見つめ <息を飲み> 囁いて <目を閉じて> 貴方が欲しいのよ 衣裾ひらり 艶髪香る この手の上で遊びましょう 火照る素肌に触れてご覧よ 堪え震えるその指で 理性 規制 避けられないのならば この身で壊して差し上げましょう 頬に触れ <握りしめ> 吐息漏れ <払えずに> 貴方が欲しいのよ <頬に触れ> 抱き締めて <溢れ出す> 純情によく似た誘惑 罵声を浴びる不埒な恋も 羨望の目で見られる愛も 花花弁弁ひらひら舞ってる 目合いは皆 艶めく 想い人 染め上げる為には 対価を払う 世の常でしょう 愛哀曖昧毎晩言っても 言葉だけじゃ足りないわ 全てが欲しいの 花一匁 “誰かが欲しい” “誰かじゃ分からん” “貴方が欲しい” “誰でも良いの?” “貴方が欲しい” “言葉じゃ分からん” “触れ合いましょうよ そうしましょう” “貴方が欲しい” “貴方じゃ分からん” “愛して欲しい” “愛してあげる” “心が欲しい” “全てをあげる” ”駆け引きだらけの童歌” 罵声を浴びる不埒な恋も 羨望の目で見られる愛も 花花弁弁ひらひら舞ってる 目合いは皆 艶めく 想い人 染め上げる為には 対価を払う 世の常でしょう 愛哀曖昧毎晩言っても 言葉だけじゃ足りないわ 花一匁ほどの愛も 花束捧ぐほどの愛も 花花弁弁ひらひら舞ってる 湿ったひとりぼっちの果実 何時でも歌う強気な誘惑 蜘蛛の巣にかかった心 愛哀曖昧毎晩でも この私が可愛がってあげる 私が欲しいの? 花一匁 全てが欲しいの 花一匁 貴方が欲しいの 花一匁