遂に手に入れた 振り返る道のりは 決して短くはなかった 此の場所へ恋い焦がれ 遮二無二腕を伸ばした 今 この手に何が在るのか 嗚呼 欲を満たして望み叶え 待つのは乾いた夢の果て 夢だ欲だ 巡り巡って 人目気にせず叫んで走った 愛だ恋だ 薫りに誘われ 憧れ隠しひたすらもがいた そして着いた 望んだ此処へ 全て手にした夜明けのざわめき これで終わり 夢の落着 頬を伝う涙拭おう 掌 握りしめ 元来た道辿る その背中が何を語るか 目を凝らせばまだ先に見える輝きへ 背を向けるのか 此処は何処だ 憧憬の風 何もかも捨て目指した理想郷 僕は何処だ 終わりは何処だ 此の夢の果て踏みしめ叫んだ これで終わり 夢の落着 それでもまだこの命は果てぬ 此処は岐路だ 終着なのか 始まりなのか さあ 選ぼう 夢だ欲だ 巡り巡って 人目気にせず叫んで走った 愛だ恋だ 薫りに誘われ 憧れ隠しひたすらもがいた 此処は何処だ 憧憬の風 何もかも捨て目指した理想郷 僕は何処だ 終わりは何処だ 此の夢の果て踏みしめ叫んだ 夢も愛も 知恵も時間も 全て望めば潰れてしまうと 何時も何時も 堪えて耐えた 一つ睨み 我武者羅に来たけど 愛は支え 時は金なり 全て手にして美しく魅せよう 僕の命 果てて散るまで 乱れ咲いて夢へと舞おう