Track bythe gofuku town
静かな大きい老いた犬 歩いて眠り飯を食う 艶やか落ちる影を 掃き出し窓から見てた 乾いて崩れる砂場から 高架をゆく緑の電車 気がついて目がくらんだ 真っすぐ南へ向かう 飴が溶ける 街がゆらぐ 遠く聳える山を越えれば 僅かばかり近づく 大して意味のないことをいつまでも 続けてしまう 言い訳の数も減る 魅力的な引力 風が燃える 息を止める 滑り込むようにやってくる夜 幻にまた会える 朝が来るより早く連れていく とりあえず