あの子は星を食べてしまったんだ 僕はそれを見ていた あの子が食べてしまったから 一つの惑星が消えてしまった 世界の終わりは 簡単にやってくるのだと 僕は知った あの子は森を揺らしてしまったんだ 僕にはわからない あの子が食べてしまったから 一つの惑星が消えてしまった どうして 終わらせてしまったのだろう 僕は立ち尽くす 光の速度で消えてゆくあの子に もう一度会えるなら 僕は この体が無くなっても きっと抱きしめに行くだろう 捕まえて きっと キスをするだろう すくい上げた泥水の中で 太陽が光ってる 涙の中から命は芽吹いてく あの子は彼方へと あの子は彼方へと 消えてゆく