道にまよったら うちへおいでよ 知らないだれかの話 きいてあげる 夜風に酔ったら うちへおいでよ 名のない木の実を 君に分けてあげる こえをきかせて ほおをあわせて だれもしらないこの箱で 世界でふたりになれたらいいのに 時がたったら ぼくを忘れて きれいなすがたで 君は海へ向かう 過去の一部にも なれないくせに あいもかわらず 君を想いつづけるよ その手をのばして ぼくにふれてよ だれもしらないこの舟に ぼくは命しらずにのりこむよ 道にまよったら うちへおいでよ 知らないだれかの話 きいてあげる こえをきかせて ほおをあわせて だれもしらないこの箱で 世界でふたりになれたらいいのに その手をのばして ぼくにふれてよ だれもしらないこの舟に ぼくは命しらずにのりこむよ