涙が溢れ落ちて 揺らぐ水面の一部に 心は溢れる何かを抑えて張り 裂けそうだ 繰り返すさざ波 消えぬ鼓動のようで あぁ 生きるって決めた道見据えて いつかあの海の向こうの世界を越え 辿り着いた 場所に答えなんてなくても 僕は光を見つけるんだ 夜を照らす一等星 僕の小さな両手には 星の光にも負けぬような輝く羅針盤 誰もが夢を追って生きている 訳じゃないけど なぜだろう、 胸が苦しいのは 諦めきれないからか? とうに捨てた希望 期待の文字に胸を痛め 努力は成功の轍じゃないらしい だけどあの海の向こうの世界を超え 例えどこにも辿り着かないとしても 僕は舵を取り続けるんだ 夜を照らす月明かり 僕の眼の中には 華々しく散ってゆく花火のよう あぁ 夜はいつまでも 僕を闇に呑むみたいだ でもいずれ照らす朝日を求めて 息をする いつか きっとあの海の向こうの世界を越え 辿り着いた 場所に答えなんてなくても 僕は光を見つけたんだ 夜を明かす太陽 僕の小さな両手には 日の光にも負けぬような輝く羅針盤