いつか続いた 流星群が 去り際の尾で 孤独を描いた 狂い咲いた 冬の桜は 期待も幻想も無意味と聞いた 巡るまた廻る 白昼瞬く 儚くただ続く影は伸びる 真昼に宇宙を見た 転がった地球の色に似た あの頃の瞳には 夢も希望も光っていた 僕らの日常は 思ったより無彩色で 世界が広いだとか 今じゃもう分かんないな 今朝に弾けた 彗星の片が 僕らの街の 心臓に差した 鏡合わせの 微睡む空が 幾千の生命に飛翔を説いた 遠くまだ遠く 地平線が笑う 儚くただ続くような記憶 あの日の水飲み場 転がった魔法のキーホルダー 僕らが夢見ていた 世界は美しいものでした 白昼に夢を見た 転がった僕の魂は あの頃も今も 夢と希望が好きだった 僕らの日常は 思ったより無限大で あれから僕たちは 何にも変わんないや 廻る廻る世界は征く 僕は今生きてる なんだまだ若いじゃないか 今日からだ、挑戦者
