四月に降る雪のように 儚く虚しく ただ溶けていく 君だけがまだ 世界の中心で 覆せない事実が そこにある あの日君に 言えなかったこと 今でもまだ僕を動かしているから 青黒くどろんと暮れたムカつく 空の下 こんなとき 君の手に包まれていたなら どれほど違ったろう なぁ、どれほど違ったろう ただ無意味な想像と 自らの体温だけが残った 「好き」とか 「君に触れたい」とか そんなんじゃなくて この気持ち知ってほしいだけ 君にそれだけ届けたくて この気持ちをくれた君へ 「ありがとう」 と言いたい(居たい)僕は きっと無粋なんだろう 光 願い 羨望 恋着 君への想い 溢れ出していた 涙 想い 喪失 忘却 世界が動きのある ジオラマのようなんだ 赤染まる燃ゆるような夕焼けの下 見えるはずのない君の影を 探していた 僕は願うよ いつまでも願うよ 溺れた瞳の奥で 僕だけの願いを Snows in April 溶けていく溶けていく Snows in April 僕だけの僕だけの歌 Snows in April Snows in April 僕だけの僕だけの歌