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静寂の夜明け

Track byAcre

2,408
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  • 2025.08.14
  • 5:06
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歌詞

月も眠る午前二時 凍てついた窓の外は無音の世界 砕けた鏡の破片に 映り込むのは見知らぬ自分の影 祈る言葉も見つからずに ただ冷たい空気を肺に満たしていた 失うことに慣れすぎて 心の感度が鈍くなっていく 分厚い雲の隙間から 一筋の光も届かないこの街で 誰もが仮面を被っては 自分の弱さを隠して生きている 「助けて」と叫ぶ声は 喉の奥で虚しく響いて消えた 孤独という名の外套を 羽織って夜の闇に溶け込んでいた だけど 震える指先が憶えてる 微かなぬくもりの残像を 諦めるにはまだ早すぎる 陽が昇らないこの世界で 私は赫い残響を探してる 瓦礫の下に埋もれたままの 名もなき歌を掘り起こすために たとえこの声が枯れ果てても 叫び続けると誓うから 夜明けなき夜の最果てで 反撃の狼煙を上げろ 引き裂かれた心の傷跡が ヒリヒリと痛んで「まだ生きてる」 と告げる 絶望の底でしか 見えない星があることを 君が教えてくれた 止まった時計の針を 指でなぞっては過ぎ去った時を想う 思い出は美しすぎて 今の私を静かに締め付ける 壁に滲んだ染みさえも 誰かの涙のように見えてしまう夜 感情の蛇口を捻れば 濁った水が溢れ出すだけ In the silence, I find my riot 息を潜めて I'm a fighter 闇に潜む獣の牙 研ぎ澄まして break the dark 偽りの平穏なんて蹴り飛ばして この手で掴む my fire だって 罅割れた鼓動が知っている まだ燃え尽きちゃいない魂を 終わらせるにはまだ早すぎる 光の届かぬこの深淵で 私は最後の心臓を鳴らしてる 忘れ去られた神話のように 消えない希望を紡ぎ出すために たとえこの足が動かなくても 這ってでも前へ進むから 静寂が支配する玉座に 赤い花を咲かせに行こう 一番暗い闇を知る者だけが 本当の光の価値を語れる 君が灯してくれたこの小さな炎を 決して消させはしない 色を失くした写真立て 笑う二人はもうどこにもいないけど 記憶のインクは滲まずに 心のキャンバスに焼き付いている 降り続く黒い雨の中 傘もささずに空を見上げていた 洗い流してしまえたなら どんなに楽になれるだろうか One step in the dark, two steps for the light 聞こえるか? This is my fight 瓦礫の中のダイヤモンド 磨き上げて show you my world 運命なんて言葉で片付けない 逆境こそが a brilliant sign だから 錆びついた心が叫んでる 夜明けを諦めない魂を 物語はまだ終わらない 陽が昇らないこの世界で 私は確かな脈動を感じてる 灰燼の中から蘇る不死鳥のように 羽ばたく時を待っている たとえこの世界に捨てられても 私は私を諦めない 絶望の淵から手を伸ばして 新しい太陽を掴み取れ

このアルバムの収録曲

  • 1.静寂の夜明け
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