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きみにはきみの

Track byKiki Toa

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  • 2025.12.12
  • 5:34
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歌詞

朝焼けの色も 見上げる場所も ひとりひとり 違っていていい となりの部屋から 笑い声がして 小さな靴が 二つ並んでる 眠そうな目こすりながら 「おはよう」の声に 肩の力が抜けた 駅まで歩く 道すがら 指をからめて 歩くふたり 約束なんて まだ決めてない それでも 同じ方角見てた 数えきれない 「大切」が 世界のどこかで 息をしてる 形が違う その分だけ 誰かの今日を 守っている 君には君の 愛するひとがいて その人のための 物語がある 私には私の 景色があって 同じじゃないことを うれしいと思えた どこかの涙も どこかの笑顔も まぜこぜになって 空へと昇る 重なりきらない 想いたちが この世界を あたたかくしてる 夜の店じまい 灯りを落として こっそり送る 「おつかれさま」 いつもより少し 短いメッセージ それだけで 胸がじんとした 離れた町でも 同じ空の下 面影を 思い出す人がいる 会えない日々が 長く続いても 結んだ糸は ゆっくりと揺れてる うまく言えない「ありがとう」が 胸の奥で 何度もくり返す 手を伸ばしたら 届く距離も 遠くから 静かに見守る距離も 君には君の 戻る場所があって わたしにはわたしの 帰り道がある 重ならない地図を 胸にしまって それでも笑い合える 奇跡に気づいた 誰かの祈りが 誰かのとなりで 静かにそっと 灯りをともす 同じじゃないから まぶしく見える そんなふうに 愛を信じたい ひとつの正しさなんて きっとなくて 幸せのかたちは いくつもある 比べるために 生きてるんじゃない 守りたい顔を そっと抱きしめたい すれ違う人の数だけ 呼び方の違う「大事」がある 見知らぬ誰かの笑い声さえ どこかの心を 救っているかもしれない 君には君の 愛するひとがいて その人だけが 知っている涙がある 私には私の 小さな光があって それを分け合える 夜があればいい 同じでなくて かまわない 同じでないから すばらしい バラバラの想いが 寄りそいながら ひとつの「今」を 照らしてく 朝焼けの色も 見上げる場所も ひとりひとり 違っていていい それぞれの誰かを 想うたびに 世界はそっと やさしくなる

このアルバムの収録曲

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