紅の翼

歌詞

霞む空を見上げて 風の匂いを吸い込んだ 誰かの笑顔 思い出して 胸の奥が熱くなる 怖くても前を向いた 泣きながらでも進んだ 翼をひろげて 今を飛ぶよ 涙はもう隠さない 小さな希望を抱いて この空を駆け抜ける 君の声が聞こえる 優しく呼ぶように その言葉があれば 何度でも 立ち上がれる 夜のすき間を抜けて 星がひとつ瞬いた あの日の夢を 思い出せば 心に灯がともる 寂しさも抱きしめて 明日を信じていく 翼をひろげて 風をあびて この想いを運んでく こぼれた涙の跡が きっと強さに変わる 君と見たあの青さ 今も胸に残ってる この空のどこかで また会える気がする 崩れた世界の片すみに 小さな花が咲いていた 失くしたものの中にも ぬくもりは息をしてる 翼をひろげて 今を飛ぶよ 光を信じていたい たとえこの空が 終わりを告げても 君と見た空の色が 僕を導いてく この声が枯れるまで 生きていく 明日へ この空を越えて 君に届くように 願いを風にのせて 限りあるこの瞬間を 抱きしめて飛びたい 君と歩いた季節が 力に変わっていく 何度でも 何度でも 僕らは羽ばたける 風が髪を撫でてく 新しい朝が来る