風音 水音 大地や木々を奏でて きみの声をきかせて 叫び止まない心が砂に変わるまえに どうしてもっと優しくなれず 愛を隠してきみを拒んで せめて泣けばよかったのに ただ目をそらして 見えるものは色を無くして 渇いた気配がぼくを包む 音もなく世界はモノクロに沈む 忘れたい 壊したい 嵐の中へ身をまかせて きみに赦してほしい うつろな瞳 諦めの景色を見ていた いまならもっと信じているのに 愛ならずっとぼくを見ていた 悲しみを投げつけて壊した きみは消えた 月も星も冷たい雲が 隠してしまって沈黙する 長い夜はぼくをモノクロに変える どうしてもっと優しくなれず 愛を隠してきみを拒んで せめて泣けばよかったのに ただ目をそらして 見えるものは色を無くして 渇いた気配がぼくを包む 音もなく世界はモノクロに沈む 風音 水音 大地や木々を奏でて きみの声をきかせて 叫び止まない心が砂に変わるまえに