さぁっと 風に揺れる君は道をゆくと 灰皿に吹いて そっと 我を引くと おれだって 分かっていた 分かっていた おれだって 分かっていた 分かっていた 分かっていた そうなると 待っていた 待っていた 待っていた 待っていた 嗚呼 頷いている君は晴れを見ると 駅前に座った 影を見て 我に還ると 黙っていた 黙っていた 黙っていた 実らぬと 思っていた 思っていた 思っていた 彼は落とすと 分かっていた 分かっていた 彼は落ちると 分かっていた 分かっていた 分かっていた 愛は靡く 愛は靡く 愛は靡く 愛は靡く 意味はない 自我はない 君はない 違わない