青い気持ちが見えた 芳しい雨の模様 さざめく風に倣う 遠い故郷へ 嘆く灰ビル、影の舞踊 時めくぼくに送る言葉は 成っていく 生っていく 街を行く君から変化を遂げる 迷い、沸き立った 放つ輝き反射の軌道 照らした情の雲 広い、あなたが 話す憑かれた欲の事 囁く花が動く音を 聞いて 育つ 君は 変わり 残る 窓に映るだろう 心に浮く舟は 僅かな言葉で翔べるよ 華やぐ春が 漂う夏や 愛する秋に 止まる冬に さようなら さようなら さようならする さすらっている君に伝える 光り出す君が変化をもたらす 寒い都で 浮き足立つ病を殺す 靄だちたる者を引き裂く (閴寂として汝は還る)