未完成センチメンタル

歌詞

夕焼けが染める教室の窓 チャイムの音がやけに響いてた 「また明日」って手を振る君の 横顔が少し寂しそうだった 大人たちが言う「未来のため」が ぼんやりしすぎてピンとこないんだ ただ、この瞬間が続けばいいって 本気でそう思っていた 屋上のフェンスに寄りかかって 街の灯りをただ眺めていた 言いたいことは山ほどあるのに 言葉にできず風に消えてった 不器用で、意地っ張りで、脆くて どうしようもない僕らだけど 隣で笑う君がいるだけで なんだってできる気がしたんだ 完璧じゃない僕らの青さは いつか色褪せてしまうのかな 不安と希望が混ざり合った空 それでも顔を上げて進むんだ [Chorus] 走り出せ、青い衝動のままに！ まだ答えなんて見つからなくていい 転んで擦りむいた膝の痛みも 明日へ向かう僕らの勲章さ くだらないことで笑い合えたら どんな憂鬱も吹き飛んでいく 一人じゃないって思えるこの場所が 僕らの世界の全てだった 永遠なんてないと知ってるから この一瞬一秒が愛おしいんだ いつか今日を思い出して 笑えるように 今を全力で駆け抜けよう 読みかけの漫画の続きを読むより 君とのLINEを待ってしまう夜 既読のマークに一喜一憂して 自分が単純すぎて笑えてくる 大人になるってどういうことだろ う? 失くしてしまうものの方が 多いのかな そんな感傷的なセンチメンタルも 青春のせいにしてしまおう Yo, Check it out 夏の匂い、汗ばむTシャツ 錆びついたガードレール 全部が僕らのプロローグ ページをめくるストーリー うまくいかないことばっか 空回りばかりの日々 でもそれが僕らのリアル 嘘偽りのない足跡 未来の僕らは笑ってるかな? 今の僕らを誇れるかな? 流星群に間に合わなくても 僕らの願いは消えやしない 夜空に向かって叫んだあの言葉 君にはちゃんと聞こえてたかな 走り出せ、青い衝動のままに！ まだ答えなんて見つからなくていい 転んで擦りむいた膝の痛みも 明日へ向かう僕らの勲章さ くだらないことで笑い合えたら どんな憂鬱も吹き飛んでいく 一人じゃないって思えるこの場所が 僕らの世界の全てだった 時間は有限だって知ってるけど 僕らの可能性は無限大だって 根拠のない自信を分け合えば それが最強の武器になるんだ 桜並木、蝉時雨、落ち葉の道、 悴む手 いくつもの季節を共に過ごした 当たり前が当たり前じゃなくなる日 その意味に少しだけ怯えていた だけどさ、別れは始まりの合図 そう言い聞かせて前を向くんだ 僕らが描く未来の地図は きっとどこかでまた交差する This is for my friends 離れていても心は側に 同じ空の下、繋がってる 悩んだ時は思い出せ あの日の僕らのバカ笑いを 一人で泣くなよ、電話しろよ いつでも駆けつける準備はできてる 僕らの絆は時を超える 最強で最高の宝物 卒業写真の僕らは少し ぎこちなく笑っているけれど あの日の輝きは本物だったって 胸を張って言えるんだ、今なら 走り出せ、青い衝動のままに！ まだ答えなんて見つからなくていい 転んで擦りむいた膝の痛みも 明日へ向かう僕らの勲章さ くだらないことで笑い合えたら どんな憂鬱も吹き飛んでいく 一人じゃないって思えるこの場所が 僕らの世界の全てだった