某日、目を覚まして 洗面台にたった 鏡を見てきづいた バケモノになってしまったよ。 うるさい呼吸音に 出鱈目な体躯、形相 仄暗い僕の部屋には よく似合っているな。 悲しくなんかないよ 生きる意味なんてないしさ でも少しだけなんだか 思い出してしまうんだよ。 なぁ、アナタは僕が バケモノになったとして 愛してくれていたかな ちゃんと僕だと気づいてくれるかな なんて無駄な 淡い期待 ...あぁ、なんども同じオチだ 壊したのは僕だ! 間違いだらけのサヨナラ アナタはどこにもいないや 汚れた世界のパノラマ 適当に全部壊していこう なぁ、イタイだけの つまらないセコイ夢ばっか見たいの 泣いてばかりの かなしきモンスター どうかその手で 終わらせてよね。 曖昧なまま、腐り落ちて 透明なままゼロに還る アナタだけ僕の全て 死んでしまった僕の全て ねぇ 汚して 汚れた クソみたいな世界だ! 人生はチープなドラマ お涙などくれてやるわ! 誰かの望む結末が 僕の胸を引き裂いた! 間違いだらけのサヨナラ アナタはどこにもいないや 尻軽なその哲学を 脱ぎ去った善を晒してくれよ もう手遅れだね 望むほど遠ざかるって気づいた 泣いているのなら 僕も泣くからさ 孤独でいるのなら 側に居させて。 泣いてばかりの かなしきモンスター どうかその手で 終わらせてよね。