悪天候に体を支配されてる 目に映る君の目の中の奥の方 バラバラに破いたままの言葉は死骸 窓の外雨音が雄弁に騒いでた おはよう、できない! 朝が怖いんだよ 真っ黒な空で皮膚がざわつく 雨が流した 血も涙も 頬に伝うのは 爛れた言葉 情けない日々の根 「また明日ね」声が響く 駅前は性的で足が重い 明日は雨だから 明日も雨だから 殺されるよ、君も くだらないこの僕も! レイニー、離れ離れに 砕けて消えてね つまらない 思い出、綺麗に! レイニー、何も残せない 生きたままの死骸 僕以外照らさないで 雨は今日も平等だね 愛しい絶望で 暖をとる梅雨の最後 形のない社会の声がザワザワ… 最期の日はオカリナを吹こう! 6月は人が冷たく見えて脚が 縺れるから レイニー!染まっていくグレーに 焦がれた汚れを カルマを 隠してくれ! レディ、地獄みたいな暮れに 不安になってバカみたい 本当は救われてたのに レイジー!叫んだ悲鳴に 埃が浮いたり沈んだり 掻き消されて 雨は今日も平等だね