天気予報に騙された 腹いせに水溜りを踏みつけて歩こう 田舎のノロマな空気が嫌で 都会の浮かれた空気が嫌で そうして浮き彫りになった 私のいたらなさが 折込チラシみたいに口に捩じ込まれ 吐き出しても吐き出しても吐き 出しても気持ち悪い 死なない程度に死にたい 消えない程度に消えたい 目立たない程度に目立ちたい バレないように逃げていたい そんな私を誰がくだらないと 笑えるのでしょうか いえ、やはり、どうか 全部水に流してください 昨日の天気も 嘘みたいだね 雨が全部隠した 影が落ちてさよなら 星の裏側にいこう ありがとうの言葉と 電話越しのさよなら 全て愛いしたまま たった15曲をあなたに聞いてほしい そういうと 聞きたくなくなるものでしょうか 何もかも喋りづらいこの世界で今 言いたいことに溢れています 溢れていたのです 全ての音の中に私を 探さないでください もうここにはいませんから