くるまって飛び交って 機械は緩く回転 待って 色彩のいない部屋 白昼の涼しさも白い感じ ちょっと速さを増す回転 この街でただ此処だけにいる 蝉の鳴き声と水音が綺麗だって 降る快晴と漂白の衣類は輝いて回る 同じような純白の季節に 舞うTシャツに込められた全ては 落とさないでいて 表面だけの穢れは色を為して踊る 地べたの温度 絡まる心を攫った時計の針 惰性も思い出だって 漂白に帰している そんな季節 去った言葉ってまるで季節のようね 待って 色彩のいない部屋 明朗な存在は消えて何年だっけ 速さを増す回転 降る快晴と漂白の衣類は輝いて回る 同じような純白の季節に 舞うTシャツに込められた全ては 落とさないでいて 表面だけの穢れは色を為して踊る 地べたの温度 絡まる心を攫った時計の針 惰性も思い出だって 漂白に帰している そんな季節 軽回転、漂白の猶予を 赤く示すタイマーが 涼しさを掻き消して少し 惰性も思い出だって 漂白に帰している そんな季節