アイツ

歌詞

炎天群青街を走り去ってく 純白のドレス 空回っている車輪 カラスの死体を退けて進メ 急成長の街は思い出とかを 乱雑に投げて 南京錠のゴミは 何かを誇示しているかのよう 「最終回の夏などないぜ」 囁きの狂人 「繰り返せ」って焦るカラクリ 刹那吹く熱風 足元に氷菓子の跡 線香の匂い いつか見た記憶が舞う季節 サイレンと夏 路地裏にアイツの笑顔、額に汗 狂うべく、狂わされ 少年と少女達 サイダーと風 校庭に抽出されたベストヒット 夏の日を夏の世に 耳を澄ませば聞こえる歪でス 風鈴鳴れど蝕むコンクリート 大輪曰く吐息に蚊遣火を 何故かアイツの言葉は どうだっていいのに いつも何時までも 振り返っている 叫ぶ蝉時雨立ち止まって 鉄塔僅かに揺れ動いている 白線間際で遠方の アイツと目が合う 群青の下 サイレンと夏 路地裏にアイツの笑顔、額に汗 狂うべく、狂わされ 少年と少女達 サイダーと風 校庭に抽出されたベストヒット 夏の日を夏の世に 耳を澄ませば聞こえる歪でス 合図で夏 街並みを一転させたタイプライター 形在り形在る 道端のドレス達 すれ違う 楽しげなアイツが歌うベストテイク 思い出せ、思い出せ 正気を殺した季節 夏の日を 夏の日を