幸せの皺寄せは今、 何処に向かい進み続けていますか? 誰かが幸せを手にしたなら 他の誰かは落とすのでしょう? 誰一人として持っていないことで 許される誉れがあり ささくれひとつ掴んで仕舞うだけで 勇退の風は吹く 妬ましさに当てられ ギラリと刺す輝きは もう止まないの 幸せの皺寄せは今、 誰を目指し進み続けていますか? 私が幸せを落とせたなら 何処かで笑みが溢れるのでしょう? どうしても恨めしく思ってしまう 人はいるの? 等しく散りばめた あの空の輝きも そう見えないの 苦しみが幸せを生むのなら 自ら望み背負ってみせましょう この手が他人ばかり汚すのなら それこそ不幸せでありましょう? 落ちた幸せがまた皺を生み 巡り巡ってゆくのであれば 幸せを手にして仕舞うことは 罪深き事ではないのでしょうか 幸せの皺寄せは今もどこかで 幸せの皺寄せはもうそこに