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飛べない神様

Track byChurchill

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  • 2016.06.11
  • 6:36
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歌詞

飛べない神様は ひとり脚を進める 両手に恵みを抱き 寂れた街へ 俗世にはべる神々は せわしく天を翔け巡り 恵みをお恵むことを 生業とする ありふれて能がなくて できれば地位もなくなって 失ってしまうこと 裏切ってしまうことがもう 当たり前だったならなあ 飛べない紙飛行機は 飛べなくていいから 悲しみも生まないんだろう でも愛されたいと思っても 忘れられちゃうのは 少し淋しいものかな 風の隨に行く 飛べない神様は ようやっと水平線を跨ぐ 幾度陽は海に落ち 対蹠の夜を明かそう 脚は痛むほど 罪は軽い気がした 眩しい恵みを抱き 未だ見ぬ荒野へ 縋れる人の子らは 火の粉も光と呼んだ 過ぎ去ってしまった事 裏切ってしまった全ては 見えないままがいいな 飛べないあの飛行機が背負い発つ 期待に もう会えぬ人の安否に まだ見えない嘘にばかり現を 抜かして 人は死と恋に落ちる 何を選べば 誰に縋れば 良い? 飛べない神様は紡がれた歴史を 枯らしながら 飛べない神様は誰にも 届かない恵みを抱いて 飛べない神様は、“飛べない”。 飛べない何者なら 人は慈しみ 自らの足で歩く? 拭えない不安に駆られ 見返りを望む 何故縋れるかも分からず 飛べない神は厭う 恨みの矛先は“神”を貫いていた まだ癒えないその傷を 見事消せるまで その名を許せるまで いつか呼ばれた 遠く離れた 息の絶えた土地へ 飛べない神様は また一つ途絶えた歴史に 綺麗な花を手向け 悲しみを背負います

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