少年の日が 懐かしいのは その小さな手が握るから その仕草を 涙跡を継いでゆくだけ 忘れぬように 刻んでたんだ 教科書の落書きは いつか細く淡く脆く 消えてしまうその前に 声を枯らして歌え 永遠かもしれないかもしれない 無い ならば有難い 何回周ってワンて鳴いたのか 今数えてるんだ 簡単かもしれないかもしれない 無い それは有り得ない 単純かもしれないから 僕らは ただ 歌ってるんだ 見下ろしてんだ 少年の日が 清しいのは 気のせいじゃない 汚さぬように 置いてきたんだ 放課後の屋上の 西陽の空 想いをただ 素粒子に還すだけ いつからそこで見てた 短命かもしれないかもしれない 無い それは分からない 「瞬間」の間の間の永遠をだから 信じたいんだ 簡単かもしれないかもしれない 無い それは有り得ない 一瞬でも目を逸らしていたなら もう ここにいないんだ 君がいないんだ 永遠かもしれないかもしれない 無い ならば有難い 何回周ってワンて鳴いたのか 今数えてるんだ 簡単かもしれないかもしれない 無い それは有り得ない 単純かもしれないから僕らは ほら 繋いでくんだ 生きて行くんだ 嘆いてるんだ 短いんだって エバーグリーン