夜明けの歌がこの街に響く 月は低い 朝焼けの色がその胸を焦がす そしたら声を聞かせてくれよ ハローハローハロー白い鳥踊る 何も無いな やがて陽は落ちる街灯は揺れる キャンドルの様に強い光 儚く消えてしまうそんな毎日を 忘れない様に今日も古いギター 鳴らす 痛む指が語りかけた そして思い出す面影が残る 少年の目を ぽつりぽつり降る雨は 何を滲ますだろう 悲しみとか侘しさならいいな 誰にでもふっと訪れるそんな瞬間も 愛せたとしたらきっと美しいだろう 光はあるか 空は高いか 儚く消えてしまうそんな毎日を 忘れない様に今日も古いギター 鳴らす 痛む指が語りかけたなら 夜明けの歌がこの街に響く 朝焼けの色がその胸を焦がす