恋ってあんなに甘かったのに 終わりはなんでこんなに苦いの? 鏡の中のわたしが言う 「また騙されたの?懲りないねぇ」 冷めたラーメン 深夜3時 カップの底に沈む涙 塩ラーメンじゃないはずなのに なんだかしょっぱい、 しょっぱいのはなんで? 食べても 食べても 足りないの 心の穴は満たされなくて 笑ってるフリも上手くなったけど ほんとはただ ギュッてされたかった 吐いても 吐いても 残るのは ごめんねって言えなかった気持ち 誰かに聞いてほしいだけ 「今日も頑張ったね」って あの人の優しさ 全部 使いまわしだったって知った時 わたしの中で 何かがポトン 音もなく 沈んでいったんだ 夜が怖い でも朝も怖い “普通”ってなんだっけ、 わからない インスタの笑顔が眩しすぎて わたしだけ どこにもいない気がした 食べても 食べても 足りないの 何を探してるのかもわかんない ひとりぼっちの深夜コンビニ 冷たい床が妙に落ち着く 吐いても 吐いても 残るのは わかってるよ 自分自身なんだ だけど今日も 生き延びたから それだけで ちょっとエラいでしょ? いつかまた、誰かと笑えるかな その日まで ラーメンすするよ しょっぱいのは 涙のせい でもそれも、ちょっと味になるよね