目が覚めていた午前1時 漂って たった6時間の いつも同じ 逃避行を 背中に吹き付ける皮肉な 少し 追い風 ここで見たはずの塵の山は もう覚えてる 壊れた時計と まだ燃えきらない 吸殻 貶した彼奴の顔はもうとっくに 忘れてる 遠く塞ぐ空の靄に 揺らつく僕の影を 踏み躙った革靴の泥 Bad day 泣き声が掠れていく 錆びた街 ただざらついて 白い灯り 冷えたまま夜風に触れる 兵じゃ練った静寂は 一時もないようで また振り出しに再送 喧騒に揺れる 陰謀理まちまち 大衆の行先へ パッと現れるは絶対敵? 適合者に辟易 王者、悲劇的 こうじゃなくない? こうじゃなくなる四季を 日々意味に探索 消えかけの電灯と 不意に空の揺らぎ 空っぽの夜を一人歌えば また目の裏が熱を帯びて 騒ぐ街 まだ綺麗だった 無色透明な感情は とうに落として 全部 ざらついて 何も 何も 無くなって Bad day 泣き声が掠れきった 街の中でそっと微睡む ただ朝に縋って 灯りは冷えたまま ビル風に踊る Empty dance Empty dance Empty dance In a just messed-up city