自分の心さえも わからなくて情けないな わざとらしいセリフで 困らせてみてごめん 胸を焦がした春は夢のまま どこまでも続く道 見つめた先で さえぎるようなミラーが 僕らを映した 描いた未来に今だけは居てほしい 祈りを預けて心ひとつ 何度も君に還る 海もサイダーもないけど それ以外は全部あった 低くなっていく声とか シャボンの匂いだとか 言えなかった言葉はどこへ行く? まだ間に合うのかもなと もう遅いよを 繰り返しながらまた歳をとっていた 同じ歩幅で別の道を歩いていく 会えない朝でも 心ひとつ何度も君に還る どこにでも行けるけど 欲しいものはない 触れなかった温度を思い出したなら 頼りない愛でも たしかに在りますように 祈りを預けて 心ひとつ何度も君に還る