君のいない生活には あっけないほどに 慣れてしまったのに 君がいたことは今も どこか嘘みたいで つかみどころのない光 さあどこへ行こうか 誰に会おうか きっと大丈夫だ 戻りたいわけじゃないはずだから そこで見つけた花を 君に見せたいって思うかもしれない 戻りたいわけじゃないはずだけれど 誰もが傷つきながら 大人になるものだって 慰められたって この傷は正当化されない 狂おしいほどに柔くあたたかな痛み 来なかった未来に君がいたって きっと大丈夫だ 戻りたいわけじゃないはずだけれど 振り向いた輪郭はぼやけてしまって それでも構わない 戻りたいわけじゃないはずだから 戻りたい わけじゃない 戻りたい わけじゃないさ