数え切れないほどに昇る陽が さようならを追い越して駆けていく 繋ぎ止めておきたいぬくもりも かぶりをふって遠ざかっていく こうしてちゃんと 悲しいって思うのに どうして素直に 泣けちゃえないんだろう 戻れない時を生きている あの日も、今日も、 これからだってそう 離れないように約束をするよりも 今のすべてを抱きしめよう ひとまわりして細くなった月を 時計の針と重ねたりするんだ こうして今でも胸は痛むから そばにいなくたって大丈夫 戻れない時を生きている あの日も、今日も、 これからだってそう 何気ないことも 溶けて消えたフリして 今のわたしをつくってる 戻れない時を生きている あの日も、今日も、 これからだってそう 触れない君と手を繋いで生きていく さようならのその先へと その先へと 君とずっと ずっとずっと