そして魔法が解けるまでには 私も誰かを探すからね ほら剥いで舐めてまた愛の跡 だけど心の穴は塞がらずに いずれ魔法は解けちゃうからね あんたも誰か別の子探したら 薔薇の花の匂いを残して 幻みたいに煙に消えないで 窓辺から舞い降りた赤の姫 お兄さん血ちょうだい ね 首元に縋り付く君を見て 明日も此処に来る? 首元の愛を片目にダンス さよなら下界 最後の願いは 捨ててしまおう ああ まだ まだ居たいよ ね 泣きじゃくる君 外道怪奇 だけど君から 吸ったらさよならだから 赤の瞳から色が失せ ああ まだ まだ痛いよ ね 傷痕が痛む深夜のセレナーデ 毎夜毎夜君から愛を吸引 お礼に私のこと抱いていいよ 要らないだなんて返事が来て 理解不能だって脳が溶けたの 夜明けまで居座った赤の姫 私に魅力がないの? それは違う軽々と身を売るな って言い放った ショートして蕩ける脳で言う さよなら下界 脊髄反射で依存状態 ああ まだ まだ 辛いよ ね 溢れる言葉 摩天回廊 私 冷徹少女に成りきれぬまま まだ此処に居てなんて誘って ああ まだ まだ 繋いでて 2人の世界が終末を迎えても 吐くほど泣いても 突いても心が塞がれず 真夏に凍えている少女 夜を待つ いつか魔法は解けちゃうからさ 少しだけ距離を置こうぜ いずれまた会えるよなんて言って 遠い何処かへ行っちゃって ああ嘘ばかりついちゃったどうしよ う 自己嫌悪のまま 君の全てを吸い尽くしてあげる 何もかも 首元の愛を片目にダンス さよなら下界 最後の願いは 捨ててしまおう ああ まだ まだ居たいよ ね 泣きじゃくる君 外道怪奇 だけど君から 吸ったらさよならだから 赤の瞳から色が失せ ああ まだ まだ痛いよ ね 傷痕が痛む深夜のセレナーデ ぐっと飲み干して 涙目のまま 君を飲み込んで ごちそうさま ああ もう もう終わりだね 君の思い出が脳を駆け巡る 苦くて切ない思い出として 生涯私を苦しめるだろう