地平が明るみ、 夏の夜更けを知りました ふらつく頭で長い夜思い出した さよならの言葉永遠だとは 思わなんだ 夢を見ていた 君が望んでいた光景は 叶わないってことを知った それでも「生きろ」なんていうのは 胸が苦しくてさ 夢を忘れないでよ どうせ二度と生まれ堕ちないんだし 割れた心が足元に散って 刺さった欠片が僕を蝕む 平凡な言葉しか出てこずに十七 何度も棘のある言葉踏んで 数字ばかりを追いかけていた その度小さな傷を作った そんなもんか 死とは逃走だと誰かが言う 退路さえ立つ言葉に吐き気が 禁忌として檻に封じ込めていた 死に方 苦しみながら生き長らえるのか 幸せなうちに命を絶つのか 正しい方はどちらか答えろ …だそうです 留める理由はどうも単純で 僕が寂しいだけ 自殺が殺すのは 君だけじゃないってことだ 叫ぶ この闇が晴れ 生まれ変わったらまた会おうか さよならの後に愛を 叫んでもしょうがないね 夢を見ていた 涙が枯れたらいつか 忘れてしまうのかな 息絶えた君を見下ろしまだ夢を 見てる 今も解らないまま いつか再び目覚めるその時まで