未知の先へ行けるよって手を握って 連れてくれた茂みを抜け君の方へ 夏の方へ歩いていく 川沿いの送電線 夏がまた終わる 蹴飛ばして何度も傷つけた 戻れぬ程に 振り返ってちぎれた青写真繋げ直す 孤独の果てに大人になったよ まだ旅は続く 海の先へ行こうよって陽に迷って 夜が明け 沿岸の灯台で明くる夜を待つ 投げ出して何度も逃げ出した 帰るあてもなく 叫びあった時間はとうに遠く 昔の記憶 夢すら捨てて大人になったよ まだ夜は続く 時だけが進む 君だって本当は寂しくて泣き 出したいんでしょ 振り出しで何度も手を振るから こっちへおいでよ 失くした顔の大人になったろう 僕だって知りたいんです 孤独の果てに大人になったよ まだ旅は続く