慣れた言葉には もたれた窓辺と似た温度がある 憂鬱な心を押し殺して 無理矢理笑うのかい 冷たい指先はなぞる肌に 温もりを求めて 愛はどうしても どこか遠くに忘れてきたみたい 他愛もなく呼吸をして いざとなれば馬鍬ればいいんだ いつまでも同じように 僕らは1つとはいかない なんてったって不幸です 満たされないこの感情 ありよりのありで勘定しときます 先が見えたんで 案外悪くもないのは知ってる でも満たされやしないんだ 都合のいい2人を気取った どこかで落ちてしまいそうで 間に合わずに息をするだけになって あなたの2度目はないですか 寂しさを紛らわすだけですか 本当のことを言えば あなたはいなくなるだろう なのになぜ答えを濁して また明日を迎えようとしているんだ ほんの少し嘘ついて 着飾る服は高いです でもその目が冷たいんだ 仕方ない また重ねてしまう どうやって抜け出せばいいのか 入口も見失ってしまったよ どこにも行けやしないんだ そんな貴方は通り雨のように 心濡らしていく 穴だらけの傘一つ まだ得ない 見えない 有り余った 正直に言えたら良いのに 今日も仮面を付けたまま 従った愛に解はない 委ねても見透かされて 無粋のエンドロール なんてったって不幸です 満たされないこの感情 ありよりのありで勘定しときます 先なんてないぜ 案外悪くもないのは知ってる でも満たされやしないんだ 都合のいい2人は非情だ どこかで落ちてしまうのなら あなたよりも先に泡の中へ行こう 知らない事は知らないまま 枯れかけの幸せに恋をして