Track bySaki
君が帰るというのなら べつにかまいはしないよ 黄昏が始まる頃 帰り道が笑う 疑うことに慣れた時 思い出ばかりたどって 恋人の後ろ姿 暗闇に浮かぶ 不思議な夢のそんな続きを 見るような夏の出来事 せめて今夜は深い眠りに つけたらそれでいいけど 君がくれた思い出に 色を付けて返そう まわりくどい言い回しで ごまかし続けた日々 君が良ければもうそれで 話さなくていいよ 黄昏に影が伸びて 重なって壊れた うそのかけらもない二人の 心のほんのすれ違い やがてそこから音もたてずに 崩れてゆくのだろうか