あれは冬の始まり 窓の外を見ていた 君の瞳が少し 悲しく見えた 失くしたものはすべて 思い出になるよね 振り返った君が 一瞬目を伏せた 袖口つまんで 「愛してる」と言ってと 甘えてた君の笑顔が浮かぶよ 消えていくものなら せめてもう少し 抱きしめていたい Your heart in my love 二人の時計の針が 少しずつずれてる 時を刻むにつれて 大きくずれてゆく 誰のせいでもないよ それは仕方ないことだね 受話器の向こう 君が声を詰まらせた そうさいつもなら 僕が帰る頃 背伸びして君は 待っていたね 今、人ごみの中 僕を探す視線を 無意識に探してる僕がいた またいつか君が 元気を出す頃 僕も汗を 流しているだろう そして二人の時計 思い出の河に捨てて 僕の中で静かに眠るのさ