夜空に浮かんだ 少しの結晶は 何もないように 儚く散っていく 痛みが作った 綿菓子のような 脆い心は 移り変わっていく 最初から 分かってように 僕の全部を 受け止めてくれた この心が 空っぽになる前に 自分に正直になればよかったなぁ 君は外れた ネジを差し込むように 何度だって 変えくれたから その温もりが忘れない もしも この世にあるもの全部 僕のものになるとしたら 迷わずに 君を抱きしめるだろう 焼け付いた嘘が トゲのように 痛い痛いところを 蝕んでくけど 幸せのかけらを 割る音が ノイズのように 響きわたっていく 最初から分かることができたら 君の全部を 受け止められたのに この両手から 零れそうな涙 自分を恨んだ帰り道 君は外れた 歯車戻すように 何度だって 笑っていたから その温もりが 忘れない もしも この世にあるもの全部 僕のものになるとしたら 諦めず 君を離さないだろう 君は いつも僕を 「わがまま」 だって 笑って 雨が降る夜も そばにいたから 感情がむき出しの 今に 心が 張り裂けてしまうよ