見慣れてしまったこの世界で 息をして 言い訳探しだけ上手くなって 理由もなく喉を鳴らす 誰にも愛されなかった あぁ、明日の月は見れそうにないな 「傷つかないように」 そんな指針に沿って 歩いていたっていつか 口をついた善意と貼り付けた笑顔が 離れなくなって 枯れた言葉を ただ飾っていても思い返しても まだ立ち止まっているだけ この日々に意味はなくて それはきっと光のように 隙間から溢れてしまうみたいだ 暗がりに月明かりだけ灯して風を 待つ 蓋した記憶、 憑いた傷をなぞって過ごして 覗いたレンズ越しの街 いつの間にか慣れてしまって 思い出すことも忘れていたら? もう眠れなくてさ 記憶を ただ飾っていても思い返しても また下を向いているだけ この日々に意味はなくて それはきっと光のように 隙間から溢れてしまうみたいだ 枯れた言葉を ただ飾っていても思い返しても まだ立ち止まっているだけ この日々に意味はなくて それはきっと光のように 隙間から溢れてしまうみたいだ
