聞こえない声と行き 場のない幸せの形 これからの事は知らない 言葉はいらない 瞬きだけ、それだけでいいから それ以外はもう何もかもを捨てて 揺れ動いたあなたの目は 夜空の奥のずっと彼方を 見ているんだろう 灰になって泣いていたって痛いって 言えなくて 最低だって喚いていたってさ 意味はなくて 声をあげて雨だって走って 疲れて足を引きずって歩いて メーデー、メーデー、もう一息だけ 答えがない事ばかりを言い合って きっとふざけあって笑ったらそれで 良くて 踵を浮かし歩いた白線辿って 曖昧なあの日を探しているんだ ああ、まだ 目を見て話せない 頭から離れない あなたの横顔 ああ、また手探りで歩いた今日を もっとちゃんとあなたに伝えて花を 置く 灰になったあなたとただ側にいて 咲いては散って舞っていくような 話をして 声をあげて雨だって走って 疲れて足を引きずって歩いて メーデー、メーデー、あと一息だけ 答えがない事ばかりが大切で 「きっともう会えないから」なんて 言わないでいて 踵を浮かし歩いた白線辿って 曖昧なあの日を探しているんだ
