ねえ 私の歌で 君、泣いてたでしょう? それってすごいことだって思うんだ ねえ 私の歌で 今、泣いてたでしょう? 本当に君は 優しいんだろね 春の匂いも 夏の雨も日差しも 秋の風も 冬の静けさもすべて 君に降り注ぐものが同じように 願わくばどうかどうか 優しくあってほしい まだ 見えない明日 その先の君は 一体何を掴み取って 誰と笑ってるの? その小さな喜びを 力を 愛しさを ちょっと守ってあげたいって 歌うんだ もう何度も聞きました そんな事ばっかりの 毎日に少し 頭が痛いのです もう!何度も聞きました 「当たり前」は 貴方の中でだけにしてよね 生きてるだけで 擦り傷だらけだらけ 深く刺さって抜けなくなった 矢もあります 抜こうとすればする程 抉られてく 優しくできないことにまた 痛くなるんだろう 私だけに宛てた手紙を読んでた 返事ができないかとこの曲を 書いてます 君が何かに脅えていないか不安だな でも この声しかないから 癒えない傷も 拭えない雫も 針の止まった時計も 届かない手紙も なんで全部 守れない この手で何一つ でも だからこそ 君に歌うんだ まだ 見えない明日 その先の君は 一体どんな表情してるの? 何に悩んでるの? その小さな悲しみを 怒りを 寂しさを ちょっと守ってあげたいって 歌うんだ そんな傲慢な私のそばにいて